あらすじ
区庁に勤めていた6級公務員のジョンデ(ペク・イルソブ)は筋金入りの自己中。退職後も家事は女がやるものだと考え、どこにいても自分が中心にいないと気がすまない。
息子2人と娘1人。自分そっくりの長男テホ(イ・ジョンヒョク)を偏愛している。
貧しい家に育った妻スノク(コ・ドゥシム)が性に合わない。
一方、妻スノクは生まれてこれまで息をつく暇もないほど忙しい日々を送ってきた。
子供の頃は長女として兄弟の面倒を、今は姑と夫の面倒を見るので手一杯だ。
犠牲と抑圧。ずっと夫に従順に生きてきたが、最近になってむなしさを感じている。
一方、長男のテホと結婚してジョンデたちと同居している嫁のジョンイム(キム・ジヨン)は、外見も学歴も平均並みだが明るさが取り柄のしっかり者。
少しくらいつらくても、愛があれば大丈夫!
そう思って日々を送っていたのに、夫であるテホが変わってしまい…?
長女のヨノ(オ・ユナ)は高校教師で未婚。結婚して身分をあげようと、自分が出した条件に合った弁護士と交際している。
末っ子のガンホ(ソン・ヒョク)は優秀な兄テホと姉ヨノに押されて、父ジョンデの目にも入らない。
大学を卒業して3年も経つが、いまだ就職していない。家にいるのかいないのか、いつも存在感が薄いガンホだったが、家族全員を驚かせる事故を起こしてしまって…。
ひとつ屋根の下に住む、4組の異なる結婚ストーリー。
夫婦喧嘩、親との確執、制度に慣習。
彼らはことあるごとに壁をつくって戦っていく。
しかし、その先に待っているのはほかの誰でもない"自分自身"なのだ。
「完璧な家族」、「理想的な結婚」は、自分と向き合って、人を愛すことができる人にだけ可能なこと。
現代が抱える結婚問題を、主人公たちが代弁する!