あらすじ
1960年代の韓国。
テレビは一般家庭に普及しておらず、国民は劇場に娯楽求めていた。
全国をまわってステージを盛り上げるのは、きらびやかで欲望うずまくショーの団体。
主人公ギテ(アン・ジェウク)は、「ピンナラ(光れ)ショー」団に出会ってから、ショービジネスの世界に飛び込む。
業界でナンバーワンになるまで、ギテの行く手を阻む者が次々と現れる。
幼馴染のスヒョク(イ・ピルモ)はギテに対して友情より劣等感を抱き、ギテを蹴落とそうと野心に燃える。
スヒョクを後押しするのは国会議員のチョルファン(チョン・グァンリョル)。勢力を拡大させるためにスヒョクを援助してギテを欺き、権力を得る。
歌手を夢みるジョンヘ(ナム・サンミ)はギテとスヒョクの寵愛を受けて同業者の看板歌手チェヨン(ソン・ダムビ)からうとまれ、恋愛も一筋縄ではいかない。
巡業するうちに全国区のチンピラがギテのまわりに集い、次第にギテは「夜の皇帝」、「芸能界のボス」としてもてはやされるのだが…。
時代とともに変化した韓国のエンターテインメント業界。激動の50年をアン・ジェウク、チョン・グァンリョル、イ・ピルモらが描く!