あらすじ
ファッション雑誌の編集長ヨンジュ(キム・ヒョンジュ)は、ロースクール教授の夫チョンド(キム・テウ)とIQ200の娘タッピョル(アン・ソヒョン)に恵まれ、順風満帆な人生を歩んでいる…と思いきや夫が浮気をし離婚を突きつけられる。
ヨンジュには、IQ72の知的障害3級を持つ姉ソニョン(ハ・ヒラ)がいる。そんな姉が恥ずかしく、自分が担当する雑誌は財政難で廃刊の危機、さらに夫には浮気され、浮気相手チェリン(ユ・イニョン)からも侮辱され、父親になついている娘にも反抗される…。
人生に疲れたヨンジュは途方に暮れるのだった。
ある日、ソニョンと果樹園で働く弟デヨンが暮らす田舎へ借金取りが現れる。
次から次へと家にあるものを差し出すソニョン。騒ぎを聞きつけ自宅へ戻ってきたデヨン。弟と共に借金取りと戦っていたソニョンは倒れた拍子に頭をぶつけて意識不明となり、病院に運ばれてしまう。
デヨンからそのことを知らされたヨンジュは、車を走らせながら大学時代に知り合った現在、神経外科のドクターとなったジェハ(John-Hoon)に電話をかける。
結婚しているものの、彼女への気持ちが忘れられないジェハは、ヨンジュをいつも見守っていたのだった。
事件のこともあり、ソニョンを精神病院に入れようとしたヨンジュだったが、やがてタッピョルと3人で暮らすことを決める。
