あらすじ
牛乳配達員のマンソク(イ・スンジェ)は、玉水洞では有名な典型的な家父長世帯。
優しくなく無愛想、気が短く、自己主張ばかりして暮らしてきた。そんなマンソクは、玉水洞のゴミを集めて生活しているイップン(チョン・ヨンスク)と顔見知りでありながら、彼女に冷たく当たる。
マンソクの孫ヨナ(キム・ユンソ)は、長年付き合ってきた恋人にフラれ、自暴自棄になっている中、酒によっていたホームでミンチェにぶつかられ転んでしまう。最初は事情を知らず心配するミンチェだったが、すがるヨナを見捨てることができず、途中まで送り届けようとするが…。
そんなミンチェは玉水洞住民センターに勤務する公益勤務員。12歳のときに義父の暴力に耐えられず家出。裏通りで喧嘩をしたり暴飲したりしたほか、ナイトクラブの客引きもした。世の中のあらゆるところを通りながら強くスマートになった好青年だ。
そして玉水洞の住民であり、優しくて温かい心を持つ駐車場管理員のグンボン(キム・ホヨン)。戦争で両親を泣くし、中学中退が最終学歴。資格といえば、米軍部隊で取得した運転免許だけ。米軍部隊のナイトクラブを経営している金持ちの娘スニ(チョ・ヤンジャ)と出会い、結婚。子供のようなスニは彼にとって分身のような存在。そんな彼女が痴呆になっていく。
様々な世代の恋愛を描いた、心温まるラブストーリー。