2016年4月29日、東京ホテルウィングインターナショナル四谷で、ハン・ヒョジュの2nd写真集『ハン・ヒョジュのすべて』発刊記念記者会見が行われた。ハン・ヒョジュは白の袖なしブラウスにベージュのワイドパンツ姿で登場し、「こんにちは、ハン・ヒョジュです。よろしくお願いします」と日本語であいさつした。 - 写真集をみた感想について 日本で2冊目の写真集をリリースできたこと、本当にうれしいです。1st写真集の時もうれしかったですが、今回の写真集は春夏秋冬のテーマがあり、10年以上活動した私の作品が一堂に見れる構成になっていて、ファンのみなさんのための写真集ではありますが、私にとっても永久保存すべき1冊だと思いました。 - 新しい映画『解語花(ヘオファ)』やドラマ『W(ダブルユー)』について 質問途中で挨拶が遅くなって申し訳ありませんが、本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。とても忙しく活動をしているのは、その分私は運がいいと思っています。良い作品に絶えることなく出会っているので、いつも最善を尽くしています。『解語花』は去年1年間頑張って撮影をし、今年公開する映画ですが、情熱をいっぱい注いだものなので忘れられない作品になりました。日本でも早く公開して、皆さんに見て頂けたらと思います。 『W』は『トンイ』以来6年ぶりに出演するドラマなのでとても緊張していて頑張らなきゃというプレッシャーもあります。イ・ジョンソクさんとの共演ですが、最大限楽しく撮影していい作品に仕上げたいと思います。 - 上記二つの作品での役柄について 『解語花』では朝鮮時代最後の妓生の役です。「正歌(韓国伝統音楽の種類)」という伝統の名曲を練習してアーティストになりたかった芸者で、ある意味悲劇です。歌や舞踊など挑戦すべきことがいっぱいありましたが、その分かけがえのない時間だったと思います。『W』はラブコメディとサスペンスが混ざった複合的なジャンルのドラマです。このドラマに出演を決めたきっかけはシンプルに脚本が面白かったからです。脚本が面白いので私さえ上手く演じることができればいい作品に仕上がると思いますので、頑張ります。 - しばらくドラマ出演がなかった理由について いつもシナリオを見て出演作を決めますが、その都度面白いシナリオを選んだものが映画のシナリオだったからです。 - 日本のファンとの交流で印象的だったことは? 数年前に1stファンミーティングを行いましたが、その時の気持ちが忘れられないです。本当にたくさんの方が来て下さって、ステージで最後の挨拶をした時、皆さんが心を込めて大きい拍手をして下さったが、その時の音や温かい気持ちが未だに記憶に残っています。 - 写真集に載っている今までの作品を振り返って、改めて自分の女優人生について感じたことは? 一堂に作品を並べてもらうと、「たくさんの作品に出たな(笑)」と妙な気持ちがしました。その時に出演している作品に没入するばかりで、過去を振り返ったことはあまりなかったです。一生懸命に生きてきたなという感謝と、上手く出来てなかった部分を思い出して複雑な気持ちになりました。 - 写真集の中で一番見てもらいたいポイントは? 『ハン・ヒョジュのすへて』というタイトルに相応しく私の作品をまとめてご覧頂けることと、写真集を作るための1日の撮影ではなく、2年かけて撮ってきた写真をまとめたものなので、その時々の雰囲気が出て私はとても満足していて、ご覧頂く皆さんも満足して頂けるとうれしいです。髪が短い時もあれば長い時もあっていろんな雰囲気のハン・ヒョジュが楽しめますのでたくさん愛読して下さい。 - 日本で出たい作品や共演したい俳優さんについて 女優としての夢は、いい監督さんに出会っていい作品に出演することだと思います。日本でもそういう経験が出来ることを望んでいます。実はソウルで『はなちゃんのみそ汁』という映画を母と一緒に見ましたが、たんさく泣きながら見ました。同じ事務所の広末涼子さんは幼い頃から好きな女優さんであり、いつか共演できると光栄と思います。蒼井優さんも大好きです。是枝裕和監督の作品も大好きです。 最後に「いつも応援して下さってありがとうございます。これからもいい女優になるように頑張ります。ありがとうございます」と日本語で明るく挨拶して会見を終了した。 『ハン・ヒョジュのすべて』概要 2016年3月31日(木)発売 全国書店、インターネット等にて只今好評発売中! 【定価】本体価格3,600円+税 【仕様】A4判 本文オールカラー 112P カバー付+メイキングDVD(24分) (c)m-up