Q:ヒョンビンさん、これまで北朝鮮人役であまり輝いたことがありませんが、どう思いますか?
ヒョンビン「この作品を通して輝いてほしいです(笑)。輝く輝かないは重要ではありません。楽しい映画になってほしいです」
Q:ユナさんは明るい役をどのように演じようとしましたか?姉チャン・ヨンナムさんとの相性はいかがでしたか?
ユナ「撮影前に監督から『映画を観た君の周りの人々に“君そのものだね”と言われるような姿を見せてほしい』と言われて、気楽に演じようとしました。監督も助けて下さいましたし、先輩の方々もリラックスできるようにしてくださいました。現場の雰囲気が良くて、とても楽しく撮影しました。姉役にヨンナム先輩が出演すると聞いた時は嬉しかったです。アドリブで演じる部分もよく合わせてくださいました。おかげで良い姿をお見せできたんじゃないかと思います」
チャン・ヨンナム「女性同士なので、トキメキました(笑)。ユナさんは可愛くてコミュニケーション能力も高くて。一番の長所は気さくなことです。モニターチェック中、監督と話し合いながら頑張る姿がとてもかわいかったです。とても頭がいい人だと思います(笑)」
Q:ヒョンビンさんの演技から、アクションシーンに力を入れたことが伝わります。どんな準備をされたのでしょうか?
ヒョンビン「言葉より行動が先立つ役です。そしてその行動のほとんどがアクションなので、几帳面に準備しなければ現場で問題が発生するかもしれないと思いました。出演を決めてすぐ、制作陣に『早くアクションチームに会いたい、早く北朝鮮語を習いたい、早速トレーニングを始めます』と伝えました。序盤は一対一での殴り合い、それからキック、システマ(ロシアの近接格闘術)などの訓練をしました。アクションシーンを撮影する1,2日前は必ず全体的なリハーサルをしたので、アクションシーンに対するプレッシャーはあまりなく、もっと良くする方法はないかと、悩みながら演じました。武術チームの方々はみんなベテランなので、信じて頼りました。射撃シーンやカーチェイスなど、みんなで苦労した分、素敵なシーンに仕上がったと思います。その方々に感謝します」