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取材記事

映画『石造邸宅殺人事件』制作報告会


Q:ムン・ソングンさん、久しぶりに商業映画に出演されましたが、芸術映画と商業映画の魅力にはどんな違いがありますか?またデビュー30年目を迎えますが、次世代の後輩俳優たちの活躍についてどう思いますか?

映画『石造邸宅殺人事件』制作報告会
ムン・ソングン
(c)m-up


ムン・ソングン「映画は産業ですから、利益を得るというのが映画を作る人の義務です。ですから、ある監督はできる限り損益分岐点を越えようと努力し、またある監督は、制作費を1億ウォン(約1,000万円)以内と決めているそうです。そのため、俳優は常に進化をし、成長しなくてはならないと思うんです。ただ、常に挑戦し、新しいことに取り組まなくてはならない、と自分を責めないでほしいです。

アメリカの俳優ウィリアム・ハートの奥さんが、彼との離婚を決めた理由は『いつも大変そうなあなたを支えようと結婚したけど、一緒に暮らしているうちに、俳優としてのモチベーション維持のためにわざと自分を苦しめているんだと気付き、それにうんざりしたから』だそうです。なので、いつも挑戦しなければならない難しい人生ではありますが、悩みすぎず、幸せを感じながら仕事してほしいと思います。

韓国の映画俳優の演技はものすごく発展していると思います。たぶん、世界的にこんなに演技が上手な俳優が同じ時代に数十人もいる映画界は、韓国だけだと思います。ハリウッドより僕たち韓国の俳優の方がずっと優れていると思いますし、彼らの演技を見ているだけで幸せです。楽しみにしていますし、応援しています」



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