Q:チ・ヒョヌさん、役の紹介をお願いします。
チ・ヒョヌ「気が知れない語り手で、小説家です。果たしてこの人はどこまで嘘を付くのかすごく気になります。ニコニコした表情とは違い、皮肉屋です」
Q:チ・ヒョヌさん、出演を決めた理由は何ですか?
チ・ヒョヌ「台本を読む時、すんなりページをめくれるかが決め手になりますが、『殺人小説』の台本はスムーズにめくれました。普通の主人公は、正義感に溢れて正しいことを言い前向きですが、スンテは礼儀正しいようで正しくないような、妙な魅力があります。これまで演じたことのない演技をしたくて、出演を決めました」
Q:悪徳政治家役を演じるオ・マンソクさん、キム・ハクチョルさん、役の紹介を詳しくお願いします。
オ・マンソク「ヨム・ジョンギルの婿で、補佐官です。地方補欠選挙の候補で、政治家になりたいという野望を抱いています。義理の父の裏金を管理し、自分の懐を温めながら自分の目標に向かって一歩ずつ進みます」
キム・ハクチョル「私は悪徳政治家だと思いません。人からは悪徳と言われますが、すべての行動は正当です。怖いほど、今の(政治)状況に一致しています」
Q:出演の理由は何ですか?
オ・マンソク「シナリオがとても楽しいもので、既存の映画とはちょっと違う話法で表現するのが魅力的でした。新しい形の楽しい映画が作られそうで、一風変わった経験をしたいと思って出演を決めました」
キム・ハクチョル「選択の余地がなかったです。出演オファーをいただいた唯一のシナリオでした。一時期、映画界から捨てられていましたので(笑)。頑張るしかなかったです。私が演じたキャラクターは、観る人を毎瞬間没頭させられるような怖い存在感があります。スクリーンにどう映るのか気になります」