Q:チョ・ジヌンさん、今回は参加できませんでしたが、『お嬢さん』でカンヌ映画祭に参席されました。経験者として同僚の皆さんにアドバイスされましたか?
チョ・ジヌン「しませんでしたし、僕は第69回のときに行ったので遅いほうだと思っていました。今回は韓国で(映画)撮影があったので参加できませんでしたが、カンヌ映画祭に行った同僚たちの記事がすごくかっこよかったです。“ここに入りたかった”と思いました。すごくかっこよく、立派に国威宣揚(※)して来られ、誇らしかったです」
※国の名誉を世界に広めること
Q:ファン・ジョンミンさん、イ・ソンミンさん、お互い共演してみていかがでしたか?
ファン・ジョンミン「兄さんがいてくれて幸いでした。『華麗なるリベンジ』のときも一緒でしたが、今回も本当に助けられました」
イ・ソンミン「リ・ミョンウンにとって黒金星は“ジレンマ”ですが、役者の僕にとってファン・ジョンミンは、いつも“羨む対象”、“生まれつきの俳優”です。演じながら悩む事が多いですね。才能がないような、僕の進む道ではないようなと。ファン・ジョンミンさんは生まれつきの役者”、見栄のない俳優です。常に何かをしています。公演もしたり。休憩時間、僕たちはダレているのですが、彼は楽器を触っています。楽しいそうです。天が授けた俳優、僕は無理にやっている俳優(笑)」
Q:撮影現場のムードメーカーはどなたでしたか?
チョ・ジヌン「チュ・ジフンさんが担当していたのではないかと思います。本人はどう思っているか…」
チュ・ジフン「僕が威張れるような現場ではなかったです(笑)。(ご一緒するだけで)冷や汗が出る…(先輩方なので)(笑)。僕が愛嬌でも振りまいたり茶目っ気を見せれば、薬菓(韓国の伝統的なお菓子)一つでもくださるので(笑)」
Q:チュ・ジフンさんにとってチョ・ジヌンさんとは?
チュ・ジフン「チョ・ジヌンという俳優が好きで、作品でご一緒できると聞いて嬉しかったのですが、少ししか会えず残念です」
Q:チュ・ジフンさん、8月に2作品公開されますが、その心境を教えてください。
チュ・ジフン「公開の時期をあらかじめ知れるわけではないので。不思議でもあり、両作品どうしたら良いかと…そのときそのとき最善を尽くしています。観客の皆さんが映画を愛してくださるシーズンに、僕が出演した作品が続けて出るので重く圧し掛かりもしますが、どんな反応をされるか気になりもします。映画のカラーもキャラクターも違うので、皆さんに楽しんでもらえると思います。今年の夏は“神と共に(神と共にー因と縁)”する“工作”になるのではないでしょうか(笑)」
Q:ファン・ジョンミンさん、黒金星役のオファーをもらったとき、どうでしたか?選んだ理由と『工作』を絶対に見なくてはいけない理由を教えてください。
ファン・ジョンミン「監督が僕を選んでくれたことがありがたかったですし、上手くやり遂げたいと思いました。よくあるスパイ物とはまた違った雰囲気でしたし、観客の皆さんにパク・ソギョンと黒金星として1人2役をお見せできる機会でもあったので。『工作』がヒットしてくれる事を願います(笑)。ここにいる役者は皆かっこよく演じる方々ですから。本当に緊張感のある演技を見る事ができて、幸せでありがたかったです。もう一つは、映画を撮るときとても慎重になりました。状況(南北関係)がこんなに急変するとは思いませんでしたから。嬉しかったです。観る人は気持ちよく僕たちの意図を感じながら観る事ができるなと思えました」