イ・ジュノ
(c)韓流ぴあ

続いて、スタッフが厳選した良いシーンを見ていく『ただ愛する仲 気になるシーンBest3』のコーナーへ。

古家氏がタイトルコールをすると、客席からはタイミングよく拍手が沸き起こった。
そのタイミングの良さに、古家氏は「本当にジュノさんのファンは拍手のタイミングをよく分かっていますね！（笑）」と述べると、ジュノは「あの、アーティスト達とファンの皆さんが…こう…お互い知り合いみたいな（笑）」と日本語で答え、会場は大爆笑。

早速スクリーンには、第3位から第1位までのシーンが映し出された。第3位は、賃金の支払いを巡り、現場監督の部下に殴られる迫力あるシーン。第2位は、借金の返済に行くために、スーツを買いに行くコミカルなシーン。第1位は、おばあさんが入院している部屋に、みんなが集まる感動的なシーンという結果になった。
ジュノは、2位のシーンが映し出されると、「何でこれが2位なの？！」と不思議そうにコメントし、1位のシーンの時には、「これは1位！納得！」と満足そうな様子を見せた。

イ・ジュノ
(c)韓流ぴあ

第1位から第3位までのシーンの裏話を、順番に語っていくジュノは、「1位のシーンは、とにかく凄く寒かったです（笑）。見始めてから、“あの時は寒かった”という事がようやく思い返されました。でも、見て頂いている方々にはその状況が分かりづらいですので、ひたすら一生懸命撮ったシーンです」と明かした。

「2位のシーンは、そんなに大した話ではないですけど、あの時に着ていたスーツは別作品の『キム課長とソ理事 ～Bravo! Your Life～（以下、キム課長）』の時の衣装をいくつか持ってきてここでも着ているんです。それだけです…（笑）」と他作品で使用した衣装の裏話を明かした。

同じ衣装で違った役を演じ切ったジュノへ、客席から拍手が送られた。するとジュノは、「『キム課長』の時は太った筋肉で、カンドゥは痩せた筋肉という違いですよ」と客席の笑いを誘った。

そして、第1位のシーンに関しては、「本当は泣くのではなく、おばあさんに向かってニコッと笑うというシーンでした。その時に、ナ・ムニ先生が僕に『あなたを見ていると凄く胸が締め付けられる』とおしゃっていて、撮影中僕も同じことも思っていました。なぜかおばあさんを見ていると、涙が出てくると同時に幸せな気持ちにもなっていました。もしかしたら、あそこで泣くことを望んでいなかったかもしれないのですが、気づかないうちに涙が溢れてきて、意図せずに流してしまった涙でした」と説明した。