Q:イ・ドンゴンさん、イ・ジェフンさんにアクション演技についてアドバイスしたことがあれば教えてください。
イ・ドンゴン「特に僕がアドバイスすることはありません。スヨンはものすごく力が強いです。アクションの技が特に必要ないほど、圧倒的な力を持っているキャラクターです。僕が演じるソ・イヌも手が先に出るキャラクターではないです。ドラマで一番憎らしく、悪い部分を担当しています。スヨンとは、言えない事情も多いですがここまでにします(笑)」
Q:空港はいつも人が多いところですが、どうやって撮影していますか?
キム・ジス「旅行客たちをコントロールすることができず、できる限りカメラのアングルに入らないようにしながら撮っています。これまで空港に関するドラマだと、ほとんど乗務員を扱っていましたが、今回は旅客サービスチームがメインです。旅客サービスチームは、文化芸術やイベントの管理から付属施設の管理まで、空港内のすべての業務を担当します。保安チーム、運営企画チームなど、空港で働くそれぞれのチームが全て登場するドラマは初めてだと思います。空港で働く人は10万人以上だそうです。たくさんの職種が登場します」
イ・ジェフン「搭乗ゲートでの撮影が多いですが、撮影が延びても旅行する方々にご迷惑をかけないことを優先しながら撮影しています。『カメラを見ないでください』、『自然に通ってください』だとか、ちょっと大声で話している方々には『ちょっとだけ静かにしてください』と、了承を求めながらやっています。アナウンスまで制御できず大変ですが、空港公社がすごく協力してくださって、空港の多様な施設が見られるという専門性があります」
Q:チェ・スビンさん、役とのシンクロ率はいかがですか?
チェ・スビン「すべてのキャラクターは自分の中から派生されるので、似ている部分があると思います。ヨルムを演じながら自分がどんどんヨルムに似ていくような気がします(笑)」
(イ・ジェフンが、シンクロ率100%という意味で両手を開いて見せた)
チェ・スビン「100%までではなく、70、80%くらい(笑)」
Q:イ・ドンゴンさん、監督とは『パリの恋人』以来、14年ぶりにお仕事されましたが、いかがでしたか?
イ・ドンゴン「馴染んでいるようで、馴染まない感じがありました。ずいぶん時間が経過したので。監督も僕も、数多くの作品をこなしてきましたね。監督は前より繊細になったような感じがして、さらに多くのことを学びました。この作品に出演して良かったと思っています」