【配役】
外科医ダニエル役:オム・ギジュン、チョン・ドンハ、ファニ、KEN、チェ・ソンウォン
殺人鬼ジャック役:シン・ソンウ、キム・ボムレ、ソ・ヨンジュ
ジャックの正体を追うアンダーソン役:キム・ジュンヒョン、イ・ゴンミョン、ミン・ヨンギ、チョン・フィリップ
殺人鬼の正体を追う記者、モンロー役:カン・ソンジン、チャン・デウン
ダニエルと恋に落ちるグロリア役:ステファニー、キム・ヨジン
アンダーソンの元彼女ポリー役:ペク・ジュヨン、ソニャ
1部のハイライトはファニ、カン・ソンジン、ソニャ、ステファニーらが試演した。
アンダーソン役のキム・ジュンヒョンはこのミュージカルの最初の場面を披露し、「隠された真実」を熱唱。
同じくアンダーソン役のキム・ジュンヒョンと、モンロー役のカン・ソンジンが「落ち着け、気をつけろ」を披露し、アンダーソン役のキム・ジュンヒョンとポリー役のソニャが「捨てられたこの街に」を披露した。
ダニエル役のファニはグロリア役のキム・ヨジンと「もしかしたら」でラブソングを披露した後、アンサンブル、「おい、友達よ」でお茶目な姿を披露した。
グロリア役のステファニーが「風とともに」を熱唱することで、1部のハイライト試演は終了した。
舞台転換の間に、イ・ゴンミョンの司会で演出家シン・ソンウのミニインタビューが行われた。
イ・ゴンミョン「演出家としてデビューした感想はいかがですか?」
シン・ソンウ「素晴らしい作品の責任を背負い、導いていくこととなり、恐れや重い責任感を感じました。役者さんたちが舞台の上で幸せそうに演じている姿を見て、この作品を作ってよかったと思いました」
イ・ゴンミョン「これまでの『Jack the Ripper』との違いは何ですか?また、演出する上で重点を置いた部分などがあれば教えてください」
シン・ソンウ「時間がなくて大変でした。演出のオファーをいただいたのが2か月ほど前だったので、ものすごいプレッシャーで。育児も含めて家や外での活動をすべて中止し、これまでの台本と映像を見ながら分析していきました。何かを変えようとするより、10年間の間で内に薄まってしまったキャラクターの鮮明度と関係性を高めようとしました。忘れてしまっていることがあったら、自分が最初の観客の立場となってそれを探し出して(役者たちに教えて)あげようというのが、演出の一番目の方針でした」
イ・ゴンミョン「僕も何年も出演していますが、初演の時の感情を忘れていたと今回改めて感じることができました」
シン・ソンウ「短い時間で完成度のある公演ができたのは、国家代表級の役者さんたちとスタッフたちのおかげだと思います。本当に天才みたいです。どうやってこんなに素晴らしく演じてくれるのか、本当に感謝します。10年間出演してきた役者さんたちが快く出演してくれたので、大きな力になりました」
イ・ゴンミョン「最後に一言お願いします」
シン・ソンウ「僕たちは準備完了です。お越しいただき、感動されつつ、楽しんでいただけたらと思います」