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取材記事

ドラマ『熱血司祭』制作発表会


Q:キム・ナムギルさん、情動調節障害でよく癇癪を起こす役を演じる上で、大変なことはありませんか?キム・ソンギュンさんと演技の相性はいかがですか?

ドラマ『熱血司祭』制作発表会
キム・ナムギル、キム・ソンギュン、コ・ジュン
(c)m-up


キム・ナムギル「僕とかなり似ています。人が腹を立てることは、大ごとより小さなことですよね。ヘイルはある事件によるトラウマが癒えず、情動調節障害になりました。このドラマを選んだ理由は、一般人の考える穏やかで正義に溢れる司祭のイメージ、それから国家情報院特殊部隊出身という点に惹かれたからです。情動調節障害の演技について、オーバーではないかと思われるかもしれませんが、腹を立てなければならない瞬間に腹を立てると思いますし、基本的に僕は怒りっぽいので(笑)、その部分を表現するのに難しいことはありません。

ソンギュンさんも、ハニさんも、みんないい人です。“いい役者と共演することはこんなに幸せなことなんだな、こんなに良い人たちと共演できることはなかなかないだろう”と思い、感謝の気持ちで臨んでいます。ソンギュンさんは臆病者キャラクターに似ています(笑)。相性はピッタリで、楽しく演じています」

イ・ハニ「怒りっぽいというより、聖なる怒りというのが正しいと思います。ヘイルと似ている部分は、2人とも正義に溢れているところです。役者たちのために、スタッフたちのためにいつも先頭に立っています。主演の役割でもありますが、ナムギルさんは不義を見ると我慢できないんです。社会団体にも耳を澄ましたりしています。正しいことのためなので、怒りではないと思います」

キム・ナムギル「“千万役者(※)”にこう言っていただけると嬉しいです(笑)。正義感があるというより、僕たちが損することについて声を上げようと思っているので、正義に溢れる良い人ではないです(笑)」

※出演映画『極限職業』の観客動員数が1,000万名突破したため。
Q:イ・ハニさん、『極限職業』では刑事、今回は検事役で、コメディという部分で似ているようですが、どんな違いがありますか?また、“千万役者”と呼ばれる感想を聞かせてください。

ドラマ『熱血司祭』制作発表会
イ・ハニ
(c)m-up


イ・ハニ「パッと見たときは似ていると感じるかもしれませんが、私が思う『極限職業』のチャン刑事と、今回のギョンソンは相当違います。温度差があります。ギョンソンは欲望を持っている火のような人ですが、温かい心を持っています。油と水のようなギャップがあって、一人でいるときは苦しみます。ギョンソンが持っている劣等感やトラウマの中には何があるかに集中し、探っていっています。

現場でいつも“千万役者”とからかわれています(笑)。でも、感謝です。私の活躍でそういう肩書きが付いたわけではないのですごく恐縮ですが、感謝しています」



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