Q:コ・ジュンさん、役作りのために準備したことがあれば教えてください。
コ・ジュン「特に準備したことはありません。失業者数が1月現在、122万人になり、かなり増えたそうです。最近の暮らしは簡単ではないんだと思いました。僕が演じる役はなぜ人に迷惑をかけながらも生き残ろうとするのか、理解しようと努力しました」
Q:コ・ジュンさん、キム・ナムギルさんと演技の相性はいかがですか?
コ・ジュン「主に映画に出演してきて、ドラマの経験は少ないです。ドラマ撮影は厳しいと聞きましたが、こんなに大変だとは知りませんでした。隣の共演者がいなかったら…」
キム・ナムギル「だから、僕とどうかだってば(笑)」
コ・ジュン「僕より年下ですが、気持ちの面で頼っています。隣のみんなが大変なときに頼りになってあげなければならないのに、逆に頼らせてくれるので相性はいいです(笑)」
Q:イ・ハニさん、『極限職業』が大成功してラブコールが多かったんじゃないかと思いますが、この作品を選んだ理由はなんですか?また、どんな役者になりたいですか?
イ・ハニ「『極限職業』がこんなにうまくいくとは思わなかったです(笑)。この作品はその前に決めたんです(笑)。共演者を見て、出演せずにはいられなくて。
作品に出演するたびにいつも“この作品が最後になるかも”という思いで臨んでいます。それほど切羽詰っていて、切実なんです。自分が尊敬できて、ついていける役者と一緒ならそれ以上のことはないと思います。ナムギルさんとは(『サメ~愛の黙示録』で)共演したことがありますし、コ・ジュンさんは『タチャ~神の手~』で共演したことがありますし、ソンギュンさんは『隣人』での印象が強くて、怖くてしばらく目を合わせることができなかったです(笑)。監督への信頼もあったので、この現場では自由に演じられると思いました。
役者という職業を特別なことだと思わないようにしています。死ぬまで、息ができるまではどんな役でも演じたいという思いがだんだん強くなっています。宙に浮いている感じを消して、地に足をつけて、現場で演じるのが目標です。まだまだ歩んでいく道が多いです」