Q:クム・セロクさん、『ドラッグ・ウォー毒戦』で暴言が上手かったことから今回の作品にキャスティングされたそうですが、意気込みを聞かせてください。また、役のために準備したことがあれば教えてください。
クム・セロク「セパタクロー(※)と足蹴りが得意な、正義のために前だけ見て走る役なので、アクションに集中しました。ラップが趣味の役で、恥じらいもなく撮影しています(笑)」
※東南アジア各地で9世紀ごろから行われている球技を元にした近代スポーツ
Q:一番面倒を見てくれる先輩は誰ですか?
クム・セロク「ナムギル先輩とソンギュン先輩とのシーンが多いです。ナムギル先輩は、私の撮影初日に先輩の撮影がないにも関わらず、わざわざ来てくださいました。いつものジャンパーを身にまとって来て、エキストラで出演してくれ、応援してくれました。劇中、ナムギル先輩に片思いをする設定ですが、私が行き詰まっているとき先輩が電話をくれて胸キュンしたことがあります(笑)。
ソンギュン先輩はいろいろと気にかけてくれます。私の楽屋がなくて、先輩が楽屋を貸してくれたり、話もよく聞いてくれて、演技の悩みも聞いてくれます。
ハニ先輩とは一度しか撮影していませんが、クム・セロクとしての悩みを聞いてくれたり、役立つ話をたくさん聞かせてくれました。心を開いてもらえたようで、先輩との撮影が多くなってほしいと祈っています(笑)。コ・ジュン先輩とは『密偵』に脇役で出演したときお会いしました。撮影のときにモニターしてくれたり、不足する部分を教えてくれたり、よくやった部分は褒めてくれて、たくさん頼っています。撮影に入る前から会食をたくさんして仲良く過ごしています」
Q:キム・ソンギュンさん、方言で演じることに躊躇していたそうですが、どうしてですか?
キム・ソンギュン「これまでドラマや映画で慶尚道(キョンサンド)方言を使うことが多かったので、そのイメージで固まってしまうことへの恐れがありました。でも、すでに固まってしまったようです(笑)。僕らしいと思ってそれをリクエストされているようなので、方言のことは気にせず、どうすれば良い演技をお見せできるかを考えようとしています。今は楽しくやっています」