Q:ハン・ジミンさん、牛のように働くという意味で“ソ・ジミン”という別名が生まれましたが、多くの作品に出演される原動力は何ですか?ハン・ジミンさんにとって『春の夜』は何を意味しますか?
ハン・ジミン「役者が作品に出演する、一番大きな原動力は台本とキャラクターだと思います。空白期が長くなることもありますし、最近のように空白のない作品活動を続けることもあって、意図的にしているわけではありません。年を重ねながら作品を選ぶ基準は変わっていくものだと思います。
いつからか、少しでも新しいことを学び、挑戦できる機会があったら“やってみよう”と思うようになりました。他の事は考えず、キャラクターが魅力的だったら選択します。『春の夜』の一番大きな魅力は、私の年齢でできる恋愛話と悩みというところに意味がありました。ジョンインを演じながら“ジョンインと同じくらい恋愛に対して正直だったかな?”と振り返ってみたら、恋愛している時感情を隠したり、愛が冷めた時、いかにもそうであろう言い訳で包んでいたものが思い出されました。
これからはもう少し正直に、勇敢に恋愛していこうと思える作品になると思います」
Q:チョン・ヘインさん、『春の夜』を選ばれた理由は何ですか?
チョン・ヘイン「台本を読む時、シナリオやキャラクターをよく見るのですが、この『春の夜』は監督への限りない信頼がありました。その信頼感が作品を選ぶ上でまったく揺らぐことのないもので、監督と話し合いをしてからはさらに(信頼感が)固くなりました」