Q:キム・ハヌルさん、カム・ウソンさんとの共演はいかがでしたか?
キム・ハヌル「現場では私たちも結構話し合いをする方です。兄さんと監督と毎シーンごとに、感情の部分を重要に考え、細かく話し合っています。私には考えつかなかったところを先輩が話してくださるので、すごくタメになって撮影しながら一つ一つ作り上げていっています。知らなかったスジンを知れて嬉しいです」
Q:カム・ウソンさん、現場の雰囲気はどうですか?
カム・ウソン「これまでは慎重に、余裕を持って演じてきましたが、これからは戦争のように熾烈な撮影をしなくてはならないので(笑)。運動に例えると、サッカーするなら僕ら2人はフォワードです。ミッドフィルダーもいて、守備もいます。攻撃手だけでは戦えません。チームプレーが重要だと思います。現場でのスタッフ、役者たちとのチームワークがとても良いので、目を見ただけで通じ合え、スムーズにまわっています。これまで出演してきた作品より、さらに繊細に演じようとしていますし、新鮮さを探そうと努力しています」
Q:カム・ウソンさん、中年男性のアルツハイマー役は韓国で初めてかと思いますが、どんなところに集中されていますか?
カム・ウソン「脳機能障害の症状の一つであるアルツハイマーは、初めてなので挑戦です。簡単に考えようと思っています。今のイシューは健康だと思います。健康が優先の世の中だと思うので、家庭を守り、愛を長く守るためには、健康でなくてはいけないと思います。(ドラマの)僕を見て、健康の重要性を感じてほしいと願いながら演じています(笑)。意外と周りに認知症の方は多いです。診断が出る10年、20年も前から徐々に進行していく病のため、関心を向けなければその症状を見逃すことが多いです。僕もすでに初期になっているかも知れないですし(笑)。僕の役を見て、ああなってはいけないと鳥肌が立つくらいにすることが目標です。頑張ります」
Q:キム・ハヌルさん、出産後、作品に臨む姿勢や心掛けに変化はありますか?
キム・ハヌル「正直、思ったよりも変化はない気がします(笑)。私個人の人生と演技は別物なので、演じることについてはそことは関係なく作品選びをしますし、臨む姿勢も変わりません。常に熱心に選び、撮影しています」