カン・ビョル「ペ・ヤチェ役を演じます。エンターテインメント会社の代表で、堂々としていて、魅力的な女性です。これまで演じてきた役と違った姿をお見せできると思い、出演しました」
デニー・アン「パク室長役を演じます。名前はパク・ギルですが、劇中では誰にも自分の名前を呼んでもらえず、『パク室長』と呼ばれます(笑)。会社経営コンサルタント会社の会長の息子で、天下りと言われていますが、仕事ができるから室長になりました。でも、アン・ダンテの方がずっと実力があり、彼の部下です(笑)。アン・ダンテとはあれこれくだらない喧嘩をし合う楽しさがあると思います。明るく、やんちゃな役です。普段の僕とは結構違うので、その魅力にハマり、監督に『パク室長役をやらせてください!』とわがままを言って出演が決まりました(笑)」
Q:ソンフンさん、現在出演中のバラエティ番組『シングル男のハッピーライフ』では、“ニューオル(※1)”、“ロイ・バン(※2)”というニックネームがつけられるほど、素朴な魅力で愛されていますが、そのイメージがドラマに出演する上でプレッシャーや悩みになっていませんか?今回はどんな魅力を見せてくれますか?
※1 新しい(New)+間抜け者(オルガニ)の合成語。イ・シオン、キアン84、ヘンリーが“3オル”と呼ばれていたが、後から合流したソンフンにもちょっと抜けている部分があり、ニューオルと呼ばれることになった。
※2 歌手やDJなど音楽活動するときの芸名が“Roii(ロイ)”であることから、本名パン・ソンフンと合わせて“ロイ・バン”と呼ばれることになった。
ソンフン「バラエティ番組で活動している役者たちの共通の悩みだと思います。作品広報のためとか、自分と合うバラエティーの素材があって1回出演するのはいいですが、レギュラーで出演するのは役者としてジレンマがあります。視聴者にバラエティ番組でのイメージが強く刻まれ、作品での役として見ていただけなかったらどうしようという悩みがあります。
『シングル男のハッピーライフ』は、今までの恩返しをさせてくれたような、ありがたい番組です。台本やコンセプトがあるわけではなく、僕の日常をありのままお見せしているので気楽に撮影しています。監督に『ドラマの撮影に入ると、月曜日のスタジオ撮影に参加するのが難しくなるかもしれません』と言いましたが、ドラマの撮影に入る頃、2人のメンバー(チョン・ヒョンム、ハン・へジン)が降坂することになり、義理もあるし、個人的に愛着のある番組なので、ずっと参加しています。ドラマでは、僕がうまく演じればキャラクターとして見てくださるんじゃないかと思います。
このドラマはキャラクターを見て選びました。セリフから漂うキャラクターの性格や言い方を考えながら役作りをしていたら、ちょっと変わった感じの、本当に気持ち悪く感じられるように作れそうだと思って、そこに重点を置いて演じました。その魅力が視聴者にちゃんと伝わると思います」