Q:ペ・ソンウさん、悪魔払い司祭役を演じた役者さんが多いですが、どのように演じようとしましたか?
ペ・ソンウ「禁欲的な役に挑戦しましたが、それが一番大変でした(笑)。悪魔払いの司祭役を演じた方が多いので、叩かれないようにうまく演じられるか?という悩みがありました。僕ならではの司祭を作ろうとは考えなかったです。ジュンスは、司祭としての使命感を持たなければならないのですが、家族への罪悪感もあります。使命感と罪悪感の間で葛藤するので、その部分に気を遣いました。ラテン語で祈祷文を覚えたり、家族にカトリック信者がいたので、話を聞きながら準備しました」
Q:司祭役を演じた役者さんにカン・ドンウォンさん、パク・ソジュンさんなどがいますが、ペ・ソンウさんならではの特徴は何でしょうか?
ペ・ソンウ「最も実際の司祭に近いんじゃないかと思います(笑)。以前『THE KING ザ・キング』の時も、3人の検事が登場しますが、監督から『最も検事らしく見えるように演じてくれ』と言われ、最も近づける事ができました。今回もその時と同じように演じられたと思います(笑)」
Q:ソン・ドンイルさん、演じる上で重点を置いた部分を教えてください。
ソン・ドンイル「シナリオがとても良かったので、無理やり“変身”しようとはしなかったです。状況に従って自然に演じようとしました。『変身』は最も韓国的な状況で恐怖を作り出します。監督に『むやみやたらに人を殺したり、苦しめたり、空を飛んだり、壁をぶち壊したりしないで、韓国らしい家族の物語を作りましょう』と言いました。これまでのスリラーとは全く違い、家族物語です」
Q:最後に一言お願いします。
ペ・ソンウ「楽しみにしていてください!」
ソン・ドンイル「この場にいらっしゃらない役者さんたちもとても苦労されました。その方々の演技も見どころだと思います。ここにいる役者たちの出演分量はほぼ同じです。主演、助演、端役なしで、みんなが主人公です。温かく見守ってください。全世界では観られない家族恐怖極限スリラーです」
チャン・ヨンナム「がっかりさせない作品になると思います」
キム・へジュン「毎シーン、ベストを尽くして撮影しました。これまで見たことのない恐怖映画だと思います」
チョ・イヒョン「本当に怖い映画だと思います。楽しみにしていてください!」
キム・ガンフン「頑張って撮影しました。たくさんの方に観ていただけたらと思います」
(最後に挨拶して制作報告会を締めくくろうとすると、)
ソン・ドンイル「このまま舞台を下りてはいけなさそうな気がします。最近、韓国映画の成績が不振です。未だに洋画に押されなくてはいけないのかと。韓国映画を大切にしてください。『変身』ファイティン!」
ソン・ドンイルとペ・ソンウはクンジョル(韓国式のお辞儀)をし、韓国映画への関心と応援をお願いした。