Q:ソン・ジェリムさん、指揮者役のためにどんな準備をされましたか?
ソン・ジェリム「マエストロ役はすごく魅力的ですよね。多くの演奏者をまとめ、音を体で表現するのは難しかったです。クラシックを初めて聴いたときはよく分かりませんでしたが、マエストロ役が各楽器の強弱、テンポを調節し、和音を作り上げていました。やってみると面白くて、クラシックを学んで分析するようになり、この作品を通してすごく勉強になっています」
Q:パク・ジヨンさん、バイオリニスト役はいかがですか?
パク・ジヨン「このドラマを通して初めて触れました。ウンジュは生まれ持った才能、華麗なパフォーマンスで人気を集めているホットなバイオリニストなので難しかったです。上手に見せるという演技が難しく、一生懸命練習しましたが至らない点が多いです。ですが温かい目で見ていただけたらうれしいです」
Q:参考にしたアーティストはいますか?
パク・ジヨン「演奏曲が決まると、その曲の雰囲気を理解しようと何度も聴き、何よりバイオリンに接する姿勢に気を使いました。心残りな点もありますが、美しく写るのではないかと思います(笑)」
ソン・ジェリム「ハ・ウンジュ役はこんなにも自信満々です(笑)」
Q:監督、役者の長所について教えてください。
監督「ヨン・ウジンさんは演技も上手ですが、賢いと思います。感情表現はもちろん、リハーサルの時ウジンさんが提案してくれることが全部良くて、そう思いました。意外とユーモアがあってそういったところがドラマに活かされ、光を放つことがあります。
セジョンさんはやる気にあふれています。現場の全スタッフと役者の中でずば抜けて良いです(笑)。へたれない情熱とエネルギーがイヨンと似ていると思いますし、辛いことも表に出さず、胸が痛むことがあります。音楽の才能もあり、このドラマと合うと思います。
ジェリムさんはふざけることが多く、ピュアな面が多いのですが、そういったところがジュワンと合っていて実際もムードメーカーの役割をされます。オーケストラの撮影は長く大変ですが、本当の指揮者のように団員を飽きさせないようにしてくれます。ありがたかったです。ジヨンさんは本当に綺麗だなと思ったことと、ウンジュとよく合うなと思いました。バイオリンは楽器の中で一番難しいそうで、短期間でバイオリニストの姿を表現するのは難しく苦痛だったと思うのですが、フォトジェニックな面ですばらしかったです」