Q:イ・イギョンさん、アドリブをたくさんされたそうですが、どんなアドリブでしたか?
イ・イギョン「銃を持っていくシーンでは、実際にすごく重くて、自然と出た行動(※)ですが、戸惑わずに自然と演じ続けました(笑)。ホ・ソンテ先輩とチョン・ジュノ先輩への下克上シーンや、サンウ先輩に『寄生虫(『パラサイト 半地下の家族』の原題)』というシーンもアドリブです。僕が早口で言うシーンはほとんどアドリブです(笑)。監督がほとんど生かしてくださり、自信を得ました。本当に感謝します」
※イ・イギョンはテーブルの上にある銃をいっぱい入れたバックを持っていこうとしたが、重すぎてびくともせず、「なんでこんなに重いんだ!一つ出していこう」と一つ出す演技をした。
Q:クォン・サンウさん、ファンウ・スルヘさん、夫婦役として演技の相性はいかがでしたか?また家族愛を演じた感想はいかがでしょうか?
クォン・サンウ「家族の物語で、夢の物語です。厳しい現実の中でもウェブ漫画作家になりたいという夢を諦めずに生き抜けたのは家族のおかげです。家族の愛は、ジュンが最後まで乗り越えていける力となったのが魅力的だと思います。面白いけど温かい感情が、家族を通して見せられるので魅力的だと思います」
ファンウ・スルヘ「結婚願望がないですが、サンウ兄さんとジウォン(娘役)と家族を演じていたら、“こんな家族になれるんだったら結婚したい”と思うほど、幸せに撮影しました」
Q:クォン・サンウさんとチョン・ジュノさんの口げんかする姿が面白かったですが、共演の相性はいかがでしたか?
クォン・サンウ「先輩が出演されると聞いて、“心の支え”という感じがしてうれしかったです。最初は悪魔教官としていかめしい姿を見せ、劇の流れと共にコメディを見せてくれますが、イメージなどを考えずにコメディ演技をするので、僕たちもイメージを考えずにもっと自由に演じることができました」
チョン・ジュノ「サンウさんとは15年前、ミュージックビデオで共演したことがあります。多彩な才能を持つ、頑張っている後輩だと思っています。現場では特に話さなくても通じることが多かったです。いろいろと思いやってくれましたし、状況をよく理解し、リードしてくれました。愛する後輩と狭い空間(車)で演じるときは、ぎこちなかったり、僕のアドリブが迷惑になるんじゃないか、僕のアドリブが今の時代に合っているだろうかと、いろいろ考えながら演じましたが、よく受け止めてくれてワクワクしました」
Q:最後に一言お願いします。
イ・イギョン「旧正月に家族、友達、恋人と一緒に観て、たくさん笑ってください!」
ファンウ・スルヘ「コメディ、アクション、家族愛、アニメーション、いろいろあって気持ちよく笑える映画です。旧正月にこの映画を観て幸せになってください」
チョン・ジュノ「新しいジャンルを開拓した映画だと思い、応援してください」
クォン・サンウ「すべてが詰まったプレゼントのような映画です。多様な楽しさがあるので、周りにもたくさん勧めてください!」