Q:パク・シフさんとの演技の相性はいかがでしょうか?
コ・ソンヒ「とてもいいです。先輩がいるだけで、頼りになり、落ち着きました。準備期間が長くなくて不安がありましたが、先輩と一緒だと自然に演じられるので、信じてついていっています」
パク・シフ「僕たちは性が合います。僕は易者で、後天的な占い師ですが、ソンヒさんは生まれつきで未来を見る能力を持っていて、性が合います。お互いがお互いを見抜きながらメロ演技をしています(笑)」
Q:チョン・グァンリョルさん、興宣大院君役を演じる上で、気を遣った部分は何でしょうか?
チョン・グァンリョル「激変の時代、興宣は自分の身分をわざと低めました。権力に逆らうと島流しにされたり、誰も知らないうちにこっそりと殺されるかもしれなくて、賭博や酒屋などを転々としました。“喪家の犬”というあだ名まで付いた、実在した人物で、改革政治家だという方もいれば、国粋主義者だという方もいます。興宣が持つ、ならず者のような部分、自分の息子を王位につかせるために企んだ計略、息子が王位に即位した後、10年間摂政しながら彼がしようとした改革、すべてが僕には立体的に感じられました。このドラマを見ると、興宣の多様な姿が見られると思います」
Q:興宣大院君はドラマや映画で何度も扱われてきましたが、違う点は何でしょうか?
チョン・グァンリョル「面白く表現しようとしました。人生の喜怒哀楽を、興宣という人物に僕の眼差し、声、アクション、時代的な状況を入れて、違うように表現しようとしました」
パク・シフ「可愛い興宣です(笑)。重みもありますが、可愛いところもあります。実際の先輩も、意外と可愛いです(笑)」
Q:ソンヒョクさん、チェ・チョンジュンの友人でありながら、彼の場を奪おうとする役ですが、憎めない役を演じるポイントは何でしょうか?
ソンヒョク「憎いキャラクターです。憎いけど、どうすればセクシーに見えるか工夫しました(笑)」
Q:キム・スンスさん、王をしのぐ権力家で、敵が多く、欲望が大きい人物を演じられますが、気を遣っている部分は何でしょうか?
キム・スンス「今持っている権力では暴君のように振る舞うこともできますが、監督から『外形的なことより、奥からにじみ出る、深くて黒い気運をみせてほしい』と言われて、その部分を悩み、工夫しています」
Q:キウ・スンスさん、パク・シフさんとチョン・グァンリョルさんと対立する関係ですが、いかがでしょうか?
キム・スンス「グァンリョル先輩とは3度目の時代劇です。僕が演技の相性について何か言える立場ではありません。(先輩に)今も学びながら演じています。シフさんは自分のカラーをはっきり持っていて、楽しく共演しています」
チョン・グァンリョル「スンスさんと共演した2作が大ヒットしました。それは『ホジュン~宮廷医官への道』と『朱蒙(チュモン)』です(笑)」
Q:イルさん、キャラクターの魅力は何でしょうか?
イル「とても欲張りですが、可愛い面があります。天然なところもあって、どう表現すればいいかたくさん工夫しました」
Q:初めての時代劇ですが、いかがでしょうか?
イル「すごく緊張しました。チョン・グァンリョル先輩の元を訪ねていろいろお伺いしたら、指導してもらいました」
Q:ハイライト映像を見たら、腹を立てる演技がお上手でしたが、難しくありませんか?
イル「僕の中に怒りが多いので、そういう演技には自信があります(笑)。感情を抑えながら腹を立てたり、思い切り怒りを表出したり、シーンごとに怒りの表現が異なります。いつも『王座は誰だ!』と聞きます(笑)。誰が王になるのか気になって仕方がないんです(笑)」