Q:オム・ジョンファさん、この夏、女性が主人公の唯一の映画ですが、いかがでしょうか?
オム・ジョンファ「女性が主人公として劇を導いていくというより、素晴らしい役者たちと一緒に作っていくというところが、撮影しながら心強く、楽しかったです。女優が中心となるシナリオは多くありませんが、この映画が上手くいって、様々な話を分かち合えるシナリオが作られたらいいなと思います」
Q:イ・サンユンさん、優しいイメージから脱皮できる役だと思いますが、この役を選んだ理由は何でしょうか?
イ・サンユン「完全な悪役ではないんですよ。悪役がしたくて選んだわけではなく、監督が全く違うイメージの役を提案してくださったので、僕を信じてくださったことに感謝し、また、監督と仕事がしたくて出演しました」
Q:イ・サンユンさん、北朝鮮の人を演じるためにどんな準備をされましたか?
イ・サンユン「実際に北から来られた方に教えてもらいました。北朝鮮語というと、僕たちが思い浮かべる抑揚がありますが、それは方言である可能性が高く、チョルスンのような知識人、高い階層の人は標準語を使うから、特に練習しなくてもいいと言われました。練習しなくてもよかったので楽ではありましたが、一方では腑に落ちないところもあり、不安を感じたりしました(笑)」