Q:オム・ジョンファさんとイ・サンユンさんは(役柄的に)過去に恋愛関係があったかのように思われますが、いかがでしょうか?また、オム・ジョンファさんとパク・ソンウンさんは夫婦役を演じていて相手について新しく感じたことがあれば教えてください。
オム・ジョンファ「チョルスンには憐憫や同僚愛がありました。最後にチョルスンが立つ前『生まれたことに感謝している』というセリフはアドリブでしたが、同じ民族でも、あちら(北朝鮮)に住んでいる方は生まれたことを恨む時があるんじゃないかと思いました。チョルスンが苦労してきたことを知っているから、そこから来る憐憫があったと思います。でも、分からないですよね。たぶん、チョルスンは私のことを好きだったんじゃないかと思います(笑)。
ソンウンさんとは掛け合いするのがとても楽でした。ソンウンさんは私を大切にしてくれ、どうしてでも助けてくれようとしてくれて感動しましたし、幸せでした(笑)。実際会う前までは、“どうやってソンウンさんと愛くるしい夫婦を演じたらいいんだろう?”と不安がありましたが、撮影初日、ソンウンさんはとても愛おしい人だと分かりました」
パク・ソンウン「チョルスンとミヨンに恋愛感情はなかったです。僕が(イ・サンユンに)『その目は何だ!目を伏せろ!』とアドリブしたから…(そんな風に感じられたんじゃないかと思います)(笑)。(イ・サンユンへ)ないよね?」
イ・サンユン「微妙な感じはありましたよ。僕なりには(恋愛感情を)表現しようとしました(笑)」
パク・ソンウン「違います。絶対にありませんでした!(笑)」
イ・サンユン「もしなかったと感じたなら、僕の演技が下手だったんだと思います(笑)」
パク・ソンウン「北へ行け!(笑)ミヨンとのシーンではわざと演じる必要がなかったです。ジョンファ姉さんはすごく愛おしくて、守ってあげたくなったので。驚いたところは、アクションしながら、細かい部分が見えないという理由で10回以上撮り直しました。それを見て、完璧な人だなと思い、もっと愛おしく感じました」