Q:パク・イェヨンさん、撮影に入る時の準備過程があったそうですが、何でしょうか?
パク・イェヨン「空腹にすることでした(笑)。ジウォンは特に食べるシーンが多かったです(笑)。ピザ、チキン、ジャージャー麵、キムパプ、トッポッキ、寿司、定食などなど、いろんな食べ物を食べました。お腹が空いていなくて(撮影で)食べられないといけないので、空腹にして撮影に入っていました(笑)」
Q:ペ・スジさん、アンナとして生きてみた感想と、スジさんとして生きている気分を聞かせてください。
ペ・スジ「アンナとして生きるのはとても大変でした。極度の不安に苦しめられていたので、“私には無理。大変な生き方をしている”と思い、アンナが気の毒でした。なぜこういうことを耐えながら生きているんだろうと、演じながらも虚しく感じる瞬間がありました。
スジとして生きるのは気分がいいです(笑)。最高です!(笑)。私は自分が好きです(笑)」
Q:リプリー症候群を題材にしていますが、似た題材の作品との違いと、『アンナ』ならではの特徴を教えてください。また、他の人の人生を生きてみたいと思ったことはありますか?
ペ・スジ「アンナは“リプリー症候群”とはっきり言えないと思います。心理専門家と話してみたら、もしアンナがリプリー症候群なら、自分がアンナだと信じ込んで生きていくのですが、ユミはアンナになっていく過程で罪悪感を感じます。ユミの不安や変化がよく見えるところが他の作品との違いだと思います。平凡な学生から他の人物に変わっていくところが『アンナ』ならではの特別な点だと思います。
今は(誰の人生だったかは)思い出せないですが、他の人の人生を生きてみたいと思ったことはたくさんあります。役者をしながら他の人生を経験することができて、そういう欲を解消しています」