Q:チョン・ソニさん、ハウンはどんな人物でしょうか?
チョン・ソニ「ハウンは写真を撮るのが好きで、写真のような絵を描くのも好きです。(写真の)対象をどう見るべきか、世の中をどう感じるべきかについてたくさん悩みますし、何ごともじっくり覗き見る性格です」
Q:ハウンにとってデジタルカメラはどんな意味でしょうか?
チョン・ソニ「ハウンの絵は写真に似ていて、瞬間をじっくり覗き見てそのまま表現するのが好きな子なので、写真を撮るのも好きです」
Q:ピョン・ウソクさん、ジヌにとって聴診器はどんな意味のものでしょうか?
ピョン・ウソク「ジヌは安定した人生を求めていて、自分の夢に向かって走っています。ジヌの夢は医師です。医師になるかどうかは映画で確認してください。3月15日です!(笑)」
Q:監督との仕事はいかがでしたか?
キム・ダミ「監督は友人のように接してくださって良い友達ができたようです。監督と一緒に悩み、いろいろなことを試し、解釈しながら演じました。とても気が合いましたし、いつもコミュニケーションを取りながら楽しく撮影しました」
チョン・ソニ「ダミさんは撮影後、悩みがあると家に帰って‘ですが、監督~’とメッセージを送っていたそうです(笑)。監督とは年齢差が感じなかったですし、意見が違う時も気後れしたり、顔色を伺わず、気兼ねなく話せました。私たちを尊重し、話をよく聞いてくれる良いパートナーだったと思います」
Q:今も仲良く過ごしていますか?
ピョン・ウソク「それぞれ忙しくて、前のように頻繁には連絡を取っていませんが、今でも仲良く過ごしています。監督は古い木のような感じの方でした。両腕を開いても抱ききれないくらい大きな木のように心強かったです。僕の癖について細かく話してくれて、より上手く表現できるように助けてくれました。ジヌについて悩んでいて、夜中2時に電話したり、すごく頼りにしながら撮影しました」
Q:済州島でのロケで印象に残っていることがあれば教えてください。
キム・ダミ「子どもの頃、多くの時間を過ごしていたハウンの家、ミソが住んでいたゲストハウス、ある事件のきっかけとなった洞窟、ハウンのためにイベントをした廃リゾートなど、綺麗な空間がとても多かったです」
チョン・ソニ「洞窟が一番印象に強く残っています。また、撮影現場に行く道や宿所に戻る道がとても楽しかったです。それぞれ夕焼けの写真を撮って共有したり、撮影が終わった後、一緒に美味しいものを食べに行ったりしていたら、私たちの仲は映画と現実の区分けがぼやけていて、撮影する時に役立ちました」
ピョン・ウソク「映画にも出る浜辺です。横になっていると海の音がして空は青く、とても寒かったですけど(笑)。当時は楽しかったので印象に残っています」