Q:劇中で、ポンプ(Pump it up/ダンスシミュレーションゲーム)するシーンがあるそうですが、いかがでしたか?
チョン・ソニ「ポンプは初めて接しました。まるでポンプ映画を準備しているかのように一生懸命に練習しました。背中が汗でびしょびしょになるくらい(笑)。地下のポンプ練習室で、気絶するのではないかと思うくらい頑張って練習しました」
Q:絵は元々お得意な方でしょうか?
キム・ダミ「この作品のために習いました。描くことより鉛筆の握り方や、筆で塗る方法などを習いました」
チョン・ソニ「私も初めて接したので、描くのはできなくても、姿勢や握り方など、基本的なことをよく表現するために努力しました。ミソは対象を自分なりに解釈して描く抽象画を、ハウンは対象をじっくりと考えながらありのままを描くので、絵は役の性格をよく説明してくれると思います」
Q:済州島で姉弟のように過ごしていたそうですね?
ピョン・ウソク「現場で僕は末っ子になりました(笑)。楽しく遊んでいて、僕が失敗でもしたら実の姉弟のようにからかわれたりしていました」
監督「ソニさんとウソクさんは同い年で、ダミさんが1歳年下ですが、3人が一緒にいると」
チョン・ソニ「ダミさんが年上のようでした(笑)」
監督「ウソクさんがふざけ過ぎたら、ダミさんが“いい加減にしろ”と言ったり(笑)」
Q:お互い持っていたイメージと共演後に変わった印象があれば教えてください。
キム・ダミ「ソニ姉さんと共演したいと思っていたので嬉しかったです。作品を通してこんなに仲良くなるのは珍しいですが、姉さんとは気が合い、心の内も話せましたし、とても楽しかったです。ウソク兄さんはジヌのようだと思いましたが、実際会ってみたら目がとても純粋な感じがして、ジヌそのものでした。思ったより背がすごく高かったです(笑)。ジヌは私たちの間で曖昧な感情を演じなければならなくて演じ難い役でしたが、情熱的に演じてくれて楽しかったです」
チョン・ソニ「ダミさんの名前と演技スタイルなどは知っていたのですが、イメージを想像することはなかったです。ダミさんと共演できてとても嬉しかったです。特に“ソウルメイト”の役で共演するのでぜひ出演したいと思いました。急いで近づいたら抵抗を感じるかもしれないと思って、ダミさんに速度を合わせながら親しくなるために努力しましたが、良く受け入れてくれて感謝でした。
一緒にしたすべての瞬間が幸せでした。ウソクさんは面倒を見てあげたくなるところがあります。先に近づいてくれない感じがあったのですが、先に声をかけてくれて、優しく接してくれました。クールで優しい人なので弟のように接しながら仲良く過ごしました(笑)」
ピョン・ウソク「事前に思っていたイメージはありませんでした。ダミさんは現場で気楽にいられるように気にかけてくれましたし、ソニさんは僕が先に近づいたと言いましたが、実はソニさんが先に電話をして“(作品について)話そう”と言ってくれて気楽に近づけるように助けてくれました」