Q:監督の第一印象はどうでしたか?
スンヒョン「初めてお会いしたときは温かく見えました。本当の性格も温かいですが、仕事との切り替えがすごいです」
監督「僕も仕事をしなければいけないので…(笑)」
Q:映画のメッセージを教えてください。
監督「この映画はマッコリを題材にしたお酒の話しですが、韓国の大統領も愛して北朝鮮のキム総書記も愛したと言われています。しかしマッコリは韓国では庶民的で多くの国民に愛されているお酒です。マッコリを飲む姿を公開すると大統領の庶民的なイメージを作ることができたので、選挙で勝つことができたこともあるほどです。歴史的な背景は事実に基づいて制作しましたが、ほかのコメディ要素は全てフィクションです」
Q:実際にマッコリは好きですか?
スンヒョン「僕はマッコリめっちゃ好きです。高陽マッコリは撮影の時に初めて飲みましたが、すごく美味しかったです。普通のマッコリとの違いはお米の味が強いです。なのでお米の味が好きな方にこのマッコリはオススメです」
監督「韓国では地域によりマッコリの味が違いますが、ソウルのマッコリは甘くいですが、高陽マッコリは甘くなくて少しアルコールが強いです。なので昔の大統領選挙の時は出馬者が農民とマッコリを飲む姿を公開して、庶民的なイメージを作ろうとしていました。いまは違いますが…」
スンヒョン「いまは芋焼酎ですかね(笑)?」
監督「いまは市場でおでんを食べることをよくします(笑)」
Q:続編はありますか?
監督「僕たちは今年『高陽マッコリ捜査隊入隊!』のシーズン2を撮影しようと準備しているのですが、続編ではスンヒョンさんが北朝鮮に拉致されてマッコリを作る技術者として登場する予定です。シーズン1でスンヒョンさんが捕まえたスパイたちが反対に警察になって、スンヒョンさんを追いかける役になります(笑)」
Q:マッコリを飲みたくなる時は?
スンヒョン「雨が降っている時に飲みたくなります。理由は特にありませんが韓国人は雨が降ったらマッコリ飲みに行こうと言います(笑)。レトロな雰囲気のお店でチヂミを食べながら飲むのが最高です」
監督「雨音を聞くとマッコリを飲みたくなるようです」
スンヒョン「そうです!雨の匂いと風を感じながら飲むのがいいです」
Q:マッコリに合うおつまみは?
監督「劇中ではブタの頭のお肉を食べていましたが、実際にも合います」
スンヒョン「僕もその食べ物が好きで食べますが、名前だけ聞いたらちょっと気持ち悪いですね(笑)」
Q:撮影で大変だったことは?
監督「スンヒョンさんは大変でしたが、僕が大変なことは1つもなかったです。アクションシーンでは危険なことがたくさんありました。首を締めるシーンで本気で締めてしまったシーンがあって、、、」
スンヒョン「だから僕のセリフがあったのですが、セリフが出ませんでした(笑)」
監督「でも表情がとてもよく、いいシーンを撮りたかったのでカットをかけませんでした。この場を借りて謝りたいです!」
スンヒョン「大丈夫です!僕は演技する時、相手が力のコントロールができなくても、それも演技だからそれを受け止めるのも俳優の役目だと思います」
Q:どんな俳優になってほしいか
監督「アクションも上手でしたが、ロマンスジャンルでもう一度ご一緒したいです(笑)」
スンヒョン「ロマンスはばっちりだと思います。でもいろいろな役をやってみたいです。韓国だけではなく、日本での撮影も挑戦したいです」
スンヒョンがそう言うと会場からは拍手が湧いた。