Q:キム・ユンソクさん、ペク・ユンシクさん、イ・スンシン3部作の最後を飾る覚悟や抱負を聞かせてください。
キム・ユンソク「外国の作品に例えると‘ダンケルク(戦争)’は数十本の作品が作られました。壬辰倭乱は小学校の頃、映画『偉大な英雄イ・スンシン』で見ました。これから壬辰倭乱に関した映画が何本作られるか分かりませんが、7年の戦争とイ・スンシン将軍を一本の映画で作らず、『鳴梁』、『閑山』、『露梁』に分けて作ろうとしたのはものすごい野心であり、盲検で、酷い苦労だと思います。壬辰倭乱やイ・スンシン将軍を描く時、歴史的にも、面白さでもこの3本を抜いては語れないと思うので、この作品は興行性と作品性を全部捕まえると思います」
ペク・ユンシク「『露梁』を通してイ・スンシン将軍の歴史的に偉大な業績が改めて再評価されることに大韓民国の国民の1人として誇りと期待感を持っています。シナリオを読んだ時、面白い要素が多い物語だと思いましたが、観客も同感できると思います」
Q:チョン・ジェヨンさん、ホ・ジュノさん、明の参戦を演じる上でプレッシャーはなかったでしょうか?
チョン・ジェヨン「朝鮮と明の連合なので、前作より見どころも豊富で、スケールも大きくなったと思います」
ホ・ジュノ「実利の明と朝鮮の物語があってもっと面白くなったと思います」
Q:キム・ユンソクさんにとってイ・スンシン将軍とは何でしょうか?
キム・ユンソク「‘僕たちの自負心’だと思います」
Q:監督、イ・スンシン将軍役をキム・ユンソクさんに提案した理由は何でしょうか?
監督「『鳴梁』では火のような感じで、『閑山』では水のような感じのイ・スンシンでしたが、最後の『露梁』はその2人を合わせた感じが必要でしたが、そんなオーラを持っている役者さんはキム・ユンソクさんしかいないと思って勇気を出して提案しました」
Q:キム・ユンソクさん、監督との作業はいかがでしたか?
キム・ユンソク「『鳴梁』は2014年に公開されましたが、このプロジェクトを企画し、具体化したことまで合わせたら20年になったと思います。一つひとつ几帳面にノウハウを積んで3作を作って来たので、監督に全的に助けられるしかなかったです。『露梁』はものすごいスケールで大変でしたが、『鳴梁』と『閑山』のノウハウが積んだ集約体だと思います。『鳴梁』に参加した方たちより『閑山』に参加した方たちの苦労が少なかったですし、『閑山』より『露梁』の方が苦労しなかったと思います。僕たちはとても楽な方だったと思いますし、3作の中で一番上手な姿の監督だったと思います(笑)」
Q:キム・ユンソクさんとペク・ユンシクさんは映画『タチャ/イカサマ師(以下『タチャ』)』以来の共演でしたが、いかがでしたか?
キム・ユンソク「ペク・ユンシク先生はこれまで僕と共演が多かった役者の1人です。僕が映画界でヨチヨチ歩きはじめた時から、『ビッグ・スウィンドル!』、『タチャ』、『ヨコズナ・マドンナ』、『チョン・ウチ時空道士』など、僕が成長してきた姿を見守ってくれた証人です。先生は映画『地球を守れ!』での素敵な姿をずっと維持している伝説、レジェンドだと思っています。心から尊敬している方なので、先生がシマズ役を演じられて本当に大きな力になりました」
ペク・ユンシク「ネットで‘アグィ(『タチャ』でキム・ユンソクの役名)とピョンギョンジャン(ペク・ユンシクの役名)の対決だ’という書き込みを見ました(笑)。キム・ユンソクさんは良い役者だと思っています。後輩ですが、役者として、男性として愛しています。すべての作品で多様な演技を披露していると思います。よく考えてみたら僕と一番共演が多い役者です。愛する後輩キム・ユンソクさんは素晴らしい役者です。チョン・ジェヨンさんや同じ道を歩んでいるここにいるみんな、僕が先に歩いただけで、尊重していますし、愛しています」
Q:パク・フンさん、鑑賞ポイントを教えてください。
パク・フン「『露梁』では夜間海戦が広げられます。海戦のスケールも前作と比べられないくらい大きくて圧倒的なので、その部分に重点を置いて見ていただけたらと思います」
Q:最後に一言お願いします。
キム・ユンソク「12月20日に公開される『露梁』で2023年の終わりを全うし、来年に明るい希望を与えられたらと思います」
ペク・ユンシク「関心と応援をお願いします」
チョン・ジェヨン「『露梁』を見て僕が感じた胸が詰まる感動を感じていただけたらと思います」
ホ・ジュノ「『露梁』は映画館で見た方がいいと思います。残りの1年をしっかり締めくくってください」