Q:ユ・ジェミョンさん、チェ・ジェヒョンはどんな人物ですか?
ユ・ジェミョン「あまり知られていないですが、ロシア、沿海州を基盤にしている独立運動で重要な人物でした。博愛主義者で、事業で稼いだ大きな資本を独立運動のために使った方です。この方の独立運動史を扱っている学会があり、そこから史料をいただき助かりました。この方は痛みや鬱憤に包まれている独立闘士たちに瓦解されてはいけない、不和が生じてはいけないと仲裁する役割をしていました」
Q:イ・ドンウクさん、この作品を選んだ理由は何でしょうか?またどんな姿を見せたかったですか?
イ・ドンウク「ウ・ミンホ監督と綺羅星のような俳優たちと共演できるということだけで出演を決めました。イ・チャンソブはアン・ジュングンと目標は同じですが、やり方が違って対立することもありますし、多彩な姿をお見せできると思って出演しました。スタイル的にも初めて挑戦しましたが、変だと言われなくて嬉しいです」
Q:イ・チャンソブとアン・ジュングンはどんな関係ですか?
イ・ドンウク「僕は武力闘争をしてでも国を独立させたいというタイプですが、アン・ジュングンは戦争にも法があるし、捕虜は生かさなければならないというタイプなので、対立します」
Q:ヒョンビンさん、アン・ジュングンを演じるに当たり重点を置いた部分や難しかった部分を教えてください。
ヒョンビン「アン・ジュングン将軍は韓国人なら誰もが知っている方で、その方の存在感、象徴性がすごいので、プレッシャーは言葉で言い尽くせなかったです。監督は将軍の違う姿を見せたがっていましたし、僕も忠実にそれを演じるためにいろんな史料を探してみて、心理的な苦痛などを分かろうとしました」
Q:最後に一言お願いします。
ヒョンビン「アン・ジュングン将軍だけでなく、国のために渾身と犠牲をしているすべての方に感謝の意を表したいと思いました。真心を込めて臨んだ作品です。小さい画面では感じられないことをたくさん収めようと努力しました。僕たちの真心を感じてほしいです」
パク・ジョンミン「『ハルビン』に出会い、映画を作って行く過程、この映画の役割、すべての過程を経験しながら僕は本当に映画俳優になりたかったんだと改めて強く感じました。この作品に参加したすべての方を愛するようになりました。その気持ちが観客にも伝わってほしいです」
チョ・ウジン「キャラクターと作品を紹介していた時、震えを感じました。観客の心の中に深い思い出として残る作品になってほしいです」
チョン・ヨビン「哀切な心を込めてチーム・ハルビンが誠実に積み上げた塔です。みなさんによくお届けしたいので、心を開いて受け取ってください」
パク・フン「歴史を扱った作品に出演することが多かったですが、そのたびに明日を生きる力を得ているようです。この映画は観客の皆さんにとってとても素敵なクリスマスのプレゼントになってほしいです」
ユ・ジェミョン「撮影している間“これは表現できますか?こんなに繊細な質感、光、イメージ、俳優たちのエネルギーは可能ですか?”と何度も聞いていました。監督の完璧さを表現するために頑張ったスタッフ、同僚俳優に感謝と尊敬の意を表します。良い映画が出ると思うので、よろしくお願いします」
イ・ドンウク「映画を撮影している間“あの時代に生まれていたのなら、独立運動できたのかな?”とみんなで何度も話し合っていました。みんな“できなかったと思う”と言っていました。どれだけ大変で苦しいのか。その方々にご迷惑をおかけしてはいけないという気持ちで頑張って臨みました。監督、同僚に頼りながら撮影しました。クリスマスに『ハルビン』を観覧ではなく、体験してみてください」