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取材記事

映画『ボゴタ:ラストチャンスの地』制作報告会



映画『ボゴタ:ラストチャンスの地』制作報告会
ソン・ジュンギ、クォン・ヘヒョ、イ・ヒジュン
(c)プラスエムエンターテインメント



Q:ソン・ジュンギさん、グッキはどんな人物ですか?

ソン・ジュンギ「年齢順、状況によってキャラクターが変わっていきます。最近、演じたキャラクターの中で一番欲望渦巻く人だと思いました。欲望の塊です。生き残らなければならないからですが、良く表現したら責任感と言えると思います。シナリオを読んだ時、僕にとってこの映画の始まりと終わりはお父さんでした。グンテは僕の役の最初で最後でしたが、その最初と最後が良くなかったです。自分がやらなきゃという責任と生き残らなければならないという熱い気持ちが込みあげ、最初は熱くなかったですが、どんどん溶岩のように熱くなります」

Q:予告編を見たらこれまでと違うスタイルをしていましたが、スタイル面で気を遣った部分は何でしょうか?

ソン・ジュンギ「僕は普段から何か身につけるのが好きじゃないです。アクセサリー、時計、ネックレス、ピアスなど、自分でアクセサリーを買ったことがないです。プリプロダクションのためにコロンビアに行った時、現地人を観察した後、衣装やメイク監督たちと打ち合わせした時、“ピアスをするのはどうでしょう?髪を短めに切るのはどうですか?”と言ったら衣装監督もピアスを考えていたそうです。この作品を通して初めて試したことが多いです」

Q:イ・ヒジュンさん、スヨンはどんな人物ですか?

ソン・ジュンギ「僕たちの間では‘フレディ・マーキュリー’と呼ばれていました(笑)」

イ・ヒジュン「僕の心のレファレンスは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でのブラッド・ピットでした(笑)。なのに現場では“スーパーマリオ”か“フレディ・マーキュリー”と呼ばれていました(笑)。

スヨンはエリートで、大手企業の駐在員でコロンビアに行っていたのですが、会社がつぶれて、ブローカーとして暮らしています。韓国人商人の密輸はスヨンを通さなければならない位置となっていて、そのうちグッキに出会います」

Q:ソン・ジュンギさんとの演技の相性はいかがでしたか?

イ・ヒジュン「台本を読みながら、スヨンはなぜこんなにグッキのことが気に入っているのか?と考えました。台本にその理由は書いていなかったので、ずっとなぜ好きなのか?を考えましたが、説明できないものだと思いました。ただ僕がジュンギさんを好きなように‘惹かれ’ということだろうと思いながら演じました」

Q:クォン・ヘヒョさん、パク兵長はどんな人物ですか?

クォン・ヘヒョ「70年代の初めの頃、南米地域に移り住まなければならなかった移民者たちがいました。ほとんどアルヘンチーナやブラジルへ行き、たまにコロンビアに行った人たちがいました。パク兵長は身の振り方が上手で、自分の世界を築いている人ですが、忠清道の方言を使い、時には気楽で、時には腹の中が分からない雰囲気を作りました。この映画は成長の物語ですが、変化の物語だと思います。変化のためにコロンビアに行ったのに結局変われず、新しく来たグッキを受け入れられず、孤軍奮闘している人だと思いました」

Q:パク・ジファンさん、パク社長はどんな人物ですか?

パク・ジファン「パク兵長の甥っ子です。凶悪な笑みを浮かべていて、死なずに寄生する小さな虫のようなキャラクターだと思いました。ペク兵長の護衛の下で小さな事業体を運営していますが、少しボゴタに酔っている人物でもあります。自分なりに存在について悩んでいます。いろんな人たちと絡み合いながら物語を発展していく魅力的なキャラクターだと思います」

Q:チョ・ヒョンチョルさん、ジェウンはどんな人物ですか?

チョ・ヒョンチョル「気が小さく肝がとても小さい人で、交換学生として行ったボゴタで同門のスヨン兄さんに誘われて商売をするようになりましたが、いつしかスヨンの隣に同門でもないグッキがいるのが気になります。愛を求める子犬のような感じの役ですが、ただ持ち主を従う犬ではないようで、その部分をどんな風に表現するか悩みました」




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