【作品概要】ブー太郎なギルグが、真夜中に悪魔に変身する下の階の住人・ソンジを監視するという、奇想天外なバイトを始めたことから繰り広げられる物語を描く。
Q:ご挨拶をお願いします。
イム・ユナ「ソンジ役を演じたイム・ユナです。よろしくお願いします」
アン・ボヒョン「ギルグ役を演じたアン・ボヒョンです」
チュ・ヒョニョン「アラ役を演じたチュ・ヒョニョンです」
Q:映画を見た感想を聞かせてください。
イム・ユナ「完成した映画を初めて見ましたが、撮影していた頃の記憶が次々と思い出しました。ソンジの感情をより大きく感じられる結末となっていたので、監督に感謝を伝えたいと思います。ほかの役者たちの演技も上手でしたし、ケミが引き立ったと思います」
アン・ボヒョン「あの時はああだったなと振り返ったり、イ・サングン監督流の映画はこんな風に出来上がったんだと思ったり、感無量でした。隣でユナさんが涙を拭いていた時、僕も涙が出そうでした。胸がジーンとしましたし、とても面白かったです」
チュ・ヒョニョン「監督は大きな絵を描かれていたんだと思い、不思議でした。ソンジとギルグが積み上げた物語がとても面白かったです。特に、ギルグの唇を尖らせていた表情がとても印象に残っています(笑)」
Q:イム・ユナさん、監督とは『EXIT イグジット(以下『EXIT』とする)』に続いての作業でしたが、前作の時と変わったと感じたことはありましたか?
イム・ユナ「前作で監督と一緒に作業していてとても楽しかったですし、繊細な部分に感心した時が多かったです。監督の一番の魅力は人の物語をよくキャッチし、それを楽しく解いていくことだと思います。『EXIT』は家族の物語でしたが、家族でよく見られる感情をよくキャッチし、ユーモラスに解いていたのが人気の理由だと思いました。今回も人の物語ですが、監督ならではの感性、コメディがより濃くなっているようで、監督に何度も“ありがとうございます”とお伝えしました。シナリオで読んだ時より、観客が人物の感情に自然と従って行くように作ってくれた監督の感性はすごいと思いましたし、監督の想像力の果てはどこかな?と思ったくらい、監督の魅力が描かれている映画だと思いました」