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取材記事

映画『プリズン』制作報告会


Q:チョン・ウンインさんは多くの悪役を演じてきましたが、これまでと今回の役の一番の違いは何ですか?

チョン・ウンイン「これまで演じた役は、誰かに危害を加えたり家庭を破綻させたりしましたが、今回はちょっと違います。社会的な地位を得るためという目的を持っていて、家長としての男性の人生を代弁する役だと思います。決して善良な姿ではありませんが、憐憫を感じられる部分があるのが、これまでの役との大きな違いだと思います」

Q:ハン・ソッキュさん、刑務所を舞台にしていることから、アメリカのドラマ『プリズン・ブレイク』が連想され、ネチズン(ネットユーザー)からは“ソッキュピル(※)”と呼ばれて期待されています。感想はいかがですか?

映画『プリズン』制作報告会
ハン・ソッキュ
(c)m-up


※『プリズン・ブレイク』の主人公マイケル・スコフィールドのファーストネームを韓国式に発音すると“スコピルドゥ”。ネチズンの間ではこれを略して“スコピル”の愛称で親しまれた。“ソッキュピル”は、ハン・ソッキュと“スコピル”が合わさった愛称。

ハン・ソッキュ「“なんとかピル”…は聞いたことはありますが、『プリズン・ブレイク』は見たことがありません(笑)。見ていないというのは、恥ずかしいことじゃないですよね?(笑)

個人的に、“なぜ映画に出演するのか”について、たくさん考えています。映画を通して観客にどんな話をすればいいか、僕は俳優としてどうやって話を伝えるべきか…考える時間がだんだん増えているように感じます。大学の時、映画についてそういう風に教えてもらったからだと思います。強迫観念かもしれません。どんな話をしようとしているのか、という点にこだわっているのかもしれません。一生こうやって俳優をやっていくんだなと思います。『プリズン』を通して観客にどんな話がしたいのか、その答えは持っています。観客の皆さんがどうやって観てくださるのか楽しみです。同僚たちと頑張りましたので、応援してください」



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