Q:ファン・ジョンミンさん、演じる上でどの部分に重点をおきましたか?
ファン・ジョンミン「対北朝鮮事業家としての人生と、スパイとしての人生がしっかり見えるよう気を使いました。人を騙さなくてはいけないので難しくもありましたが、その部分を細かく演じようとしました」
Q:イ・ソンミンさん、北朝鮮人を演じるためにどんな準備をされましたか?
イ・ソンミン「特定の職業や特定の人物を演じるときはその人物に直接会ったりするのですが、今回は会う事が出来なくて、資料が足りませんでした。諮問してくださる方を通して、その方たちの話し方や思想、情緒について聞きました。北朝鮮人の見た目がほとんど似ていました(笑)、メイクチームが資料をくれたので参考になりました。何よりも驚いたのは、僕が着た民族衣装がすごく楽だったことです。スーツも着ましたが、民族衣装を着たときが一番楽でした(笑)」
Q:イ・ソンミンさん、“目の動き”が大変だったと伺ったのですがいかがですか?
チュ・ジフン「老眼で、台本を読むのに苦労していました(笑)。ほぼ全てのシーンにおいて、心の声と表に出す言葉が違います。目の動きも、首の動きも自然に演じたつもりですが、すべての人物がそうして(心の声と表に出す言葉が違って)いたら、どこで間違ったのか分からなくなり、緊張感が無くなってしまったりして大変でした」
イ・ソンミン「私だけではなかったと思います。皆さん大変だったと思いますよ(笑)」