Q:キム・ヨンミンさん、前作『私のおじさん』でもかっこ悪い役を演じられましたが、今回またそういった役を演じる心境を教えてください。
キム・ヨンミン「かっこ悪い役を演じ続けていますが、前作では地位への欲望もあり、女性の心を理解できず利用する役でしたが、『かくれんぼ』でのムン・ジェサンは、愛情を受けられなかったために愛する方法を知らない男性です。持っているものが多いので何でもできるのですが、父に言われるがまま政略結婚をし、女性遍歴もあり、パワハラもし、悪い行いばかりをします。競走馬のようです。見えている前の状況だけ見る人物ですが、その中に痛みもあります。横にいる人物たちに出会い、世の中を眺める幅や人、愛についてもう一度考える役だと思います」
Q:オム・ヒョンギョンさん、悪女を演じることになると思いますが、どんな部分に重点を置かれますか?イ・ユリさんとの共演に、プレッシャーはありませんか?
オム・ヒョンギョン「すごくプレッシャーです(笑)。ユリ姉さんは演技もお上手でエネルギーも強く、果たして姉さんに立ち向かうことができるだろうかと悩みました(笑)。姉さんよりも大きなエネルギーを持ってどうにかしようと思わない方が良いと思い、怒らせる方向で接しようかと(笑)。気分を損ねさせる方向で接しようと思っています。また違った悪役が出てくるのではないかと思います(笑)」
イ・ユリ「少し前にヒョンギョンさんとカフェでのシーンを撮影しました。女優さんとの撮影のときは“この人の気迫に押されるか、押されないか”というのがすぐ感じられるのですが、ヒョンギョンさんは清純可憐に笑っていますが、気押されました(笑)。皆さん騙されています(笑)。期待していただいても良いと思います(笑)」
Q:期待する視聴率があれば教えてください。
イ・ユリ「良い方々に恵まれたようです。ミン・チェリンは本当に“変化無双”(※)で、掴みどころがありません。なので今回は“監督を信じていくしかない”と思いました。視聴率よりも監督と作家さんにすべてを任せていこうと思います(笑)」
※変化の度合いが比較もできないほどすごいこと。
ソン・チャンウィ「僕もそうします(笑)。監督を信じるのが正解だと思います。週末ドラマの視聴率は内容が一番重要で、イ・ユリさんとの演技の相性も重要だと思います。各自事情があるので序盤では緊張感がありますが、良い相性で演技をお見せしていけると思います。楽しみにしていてください」