Q:パク・ヘイルさん、最後の海での感情シーンは大変だったのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
パク・ヘイル「海での撮影は覚悟して行きました(笑)。スタッフから『その日に撮れなかったら次の満潮まで待たなければならない』と言われたので、一度に終えなきゃと思って準備しました。監督から『へジュンはすごく苦労することになる』と言われていたのですが、本当にへジュンは最初から最後まで心身ともに大変でした。寒い冬に苦労して撮影したのですが、監督から『満足できる場面になった』と言われて苦労した記憶が消えました(笑)」
監督「海辺を歩くとき、二度も倒れたのですが演技ではなかったです(笑)」
パク・ヘイル「脚の力が抜けてしまって(笑)。歩いていたら石が多くて、石につまずいて転んでしまったのですが、監督は『自然だ!』と喜んでいました(笑)。そのシーンはへジュンの感情をさらにうまく表現してくれたようで助かりました」
Q:パク・ヘイルさん、同僚刑事を演じたコ・ギョンピョさん、キム・シニョンさんとの共演はいかがでしたか?
パク・ヘイル「コ・ギョンピョさんは約10年前、映画館の前でぼーっと立っている姿を、横断歩道の向こう側から目撃したのですが、背が高くてハンサムでした。横断歩道を渡って挨拶したのが初めての出会いで、さっぱりしたイメージですが渋いところもあるというのが第一印象でした。監督から『後輩刑事役にギョンピョさんはどうでしょう?』と聞かれた時、『いいですね』と答えました。僕は刑事役を演じるのが初めてなので、同僚刑事を演じる役者さんが重要だと思いました。ギョンピョさんとの演技の相性はとても良かったですし、今後も期待できる役者さんだと思います。
また、『もう一人の後輩刑事にキム・シニョンさんはどうでしょう?』と聞かれた時、膝を打ちました。“神の一手だ!”と思いました。シニョンさんは舞台の上で人を笑わせる芸人なので、演技の心配はありませんでした。現場で真面目に臨んでいる姿を見てとても魅力的だと思いました。パク・ヨンウ先輩のファンなのに一度も会ったことがなかったんですが、今回共演できて嬉しかったです。妻役のイ・ジョンヒョンさんとの共演もとても楽しかったです。先日出産されましたが、本当におめでとうございます!」
Q:タン・ウェイさん、岩登りシーンはいかがでしたか?
タン・ウェイ「運動不足の状態だったので、怪我したらどうしようという不安があったのですが、いざ撮影に入ると運動神経が戻ったのかすごく楽しく岩登りをしました。岩登りより、そのロケ地の風景が印象に残っています。現場に着いた時、“うわっ!素敵!”と思うほど、セッティングされていたすべての光景が勇壮で素敵でした。とてもリアルながらも幻想的で。セットが完璧な舞台のような感じがしてとても良かったです」