Q:パク・ボヨンさん、チャン・ドンユンさんは現場で疲れないエナジャイザーだったそうですね?
パク・ボヨン「ドンユンさんが現場に現れたら全体的なテンションが上がっていました。ドンユンさんとウジンさんがとても寒い日に水に入るシーンがありましたが、ドンユンさんは唇が紫色になっているのに最後まで“大丈夫”と言っていました。さらに、水に入っていない私に暖炉をくれました(笑)」
Q:パク・ボヨンさんとイ・ジョンウンさんはドラマ『ああ、私の幽霊さま』、ヨン・ウジンさんとチャン・ドンユンさんはドラマ『サーチ~運命の分岐点』以来、再びの共演ですが、いかがでしたか?
パク・ボヨン「心強かったです。前作では先輩の目を見るだけでよく集中できたので、また共演するだけで幸せでしたし、楽しかったです。今回、会ったとき、お互い“変わっていない!”と言っていました(笑)」
イ・ジョンウン「ボヨンさんは当時と全く変わっていなかったです。私だけしわができているようでした(笑)。当時のボヨンさんは子どものような感じがありましたが、今は成長した大女優のような感じがして、とても心強かったです」
ヨン・ウジン「初めて共演する時より、二度目の共演の方がもっと気になるタイプなので、今回、ドンユンさんと会う前にどんな姿を見せればいいかを悩み、緊張していましたが、ドンユンさんは僕より年下ですが、もっと大きな心とエネルギーで抱擁してくれました。前作では強烈な物語で強い絆がありましたが、それをそのまま生かしてくれてありがたかったです。長く共演し、一緒に年を取っていけたらいいなと思いました」
チャン・ドンユン「とんでもないですが、前作で僕のお父さんでした(笑)。当時も内的な親密感が強い状態で臨んでいたので、今回、先輩がゴユン役を演じると聞いた時、嬉しかったです。先輩と僕のケミはいいということを知っていたので楽しみでしたが、案の定、先輩のように、兄さんのように良く接してくれてとてもありがたかったです」
Q:パク・ボヨンさん、看護師役同士のグループチャットはまだ活発にやり取りしているそうですね?
パク・ボヨン「はい。それぞれが読んだ本をオススメしたり、学んだことを共有し、見学したことなどを話していましたが、撮影が終わった後もやりとりしています。他の姉さんたちは相談するためにジョンウンさんの家にお邪魔したこともあります。未だにジョンウン先輩は看護婦長のように私たちをかばってくれていますし、仲良くすごしています」
イ・ジョンウン「とてもいい役者たちで、作品が終わった後も会いたくてずっと連絡を取っています」
Q:イ・ジョンウンさん、メンタルケアのドラマに出演したかった理由を教えてください。
イ・ジョンウン「個人的に精神的な問題を経験したわけではありません。病までではないですが、映像媒体に来る前にカメラあがり症が酷かったです。なぜ私はこんなあがり症を持っているのかなと思って、インタビューなどでわざと公論化しました。些細なことでも私が経験したことを大衆に知らせて、(同じような問題を経験している方に)容易く考え、難しいことではないということを伝えたかったです。
私の友人の中でもメンタル的に問題があったのですが、私が知っている知識だけでは問題を分かち合えるのは難しかったです。そういうことを共有できるドラマがあったらいいなと思っていました。ドラマや映画などでの精神病棟は恐ろしい感じで描かれたことが多いですが、こういう問題は公論化すればするのど敷居は低くなり、解決できる方法がでるのではないかと思います。このドラマはその役割をしてくれると思います」
Q:パク・ボヨンさん、今回はどんな姿を見せてくれますか?
パク・ボヨン「とても温かいドラマですが、ダウンも温かい人なので、その姿を強調してお見せしたいと思いました。前作より声のトーンを上げて演じました。ラブコメのトーンと違う表現をしようと努力しました」