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取材記事

映画『ノリャン(露梁):死の海』マスコミ試写会


Q:この映画のキーポイントだと思うセリフを教えてください。

キム・ソンギュ「セリフを1つ選ぶのは難しいです。心が痛く、悲しみといろんな感情がしました。撮影していた時は知らなかったのですが、後半部でたくさんの兵士たちの壮絶な姿からイ・スンシン将軍に繋がるシーンを見て、先輩が耐えなければならない重みは半端じゃなかったんだろうと思いました。言葉ではうまく表現できませんが、とても心に響きました」

映画『ノリャン(露梁):死の海』マスコミ試写会
チェ・ドクムン
(c)LOTTE ENTERTAINMENT


チェ・ドクムン「一番多かったセリフは“発砲しろ!”“砲撃しろ!”“矢を浴びせろ!”でした(笑)。パン氏夫人が最後に食事を作ってくれたシーンがありました。ご飯に汁物1つだったのですが、脇役の役者がとても小さな声で“美味しいです”と言って食べるシーンでしたが、それを撮影していたらグッと来ました。そのシーンは今でも印象に残っているので、カットされたのがとても残念です。現場で食事する時、僕たちの間で“どう?”と聞いたら(小さな声で)“美味しいです”と言ったりしていました」

Q:ペク・ユンシクさん、どんなキャラクターに解釈し、演じましたか?

ペク・ユンシク「作品に臨むたびに役作りをしていますが、(シマズは)歴史的に見た時、大韓民国にはあまり良くないことをした人物ですが、日本ではかなり有名な人だそうです。役作りのために歴史的な部分を勉強し、監督からもいろいろな話を聞かせていただきました。正攻法で役作りをしていきます。台本に全部書かれているので読解していたら自然と役が作られますし、役者として持っている表現方法が合わさって役が成り立ちます」

監督「演技がとても素晴らしい役者さんたちです。キム・ユンソクさんは骨を1つ持っているだけでオーラがすごいですし(笑)、演技の天才チョン・ジェヨンさん、カリスマ性溢れるホ・ジュノさん、ペク・ユンシク先生は言うまでもないですね。素晴らしい方々が現場で僕の話に耳を傾けてくれましたし、とても深みがあって繊細に演じてくれて感謝しています」

Q:パク・フンさん、映画『ソウルの春』では反乱軍を演じ、舞台挨拶をするたびに“申し訳ない”と謝っているそうですが、今回我が軍を演じた感想はいかがでしょうか?

パク・フン「個人的に『ソウルの春』、『ノリャン』という大作に同時に参加できて感謝で、幸せでした。劇場街の沈滞を突破していく重要な時期に2本の映画が良いリレーになってほしいです。今回のイ・ウンリョンは『閑山』より成長した姿をお見せしようとしました。イ・スンジンが信じて任せる将帥を表現するために努力しました。『閑山』での歴史が頭の中に残っているためオ・ヨンダムを演じたアン・ソンギ先輩の姿が出た時はものすごい響きがありました」

Q:劇中で自分が死んだ姿を見た感想を聞かせてください。

イ・ギュヒョン「とても無残に殺されました(笑)。アリマの死体が映った時は目をぎゅっとつぶりました。僕が柱に縛られたまま砲弾を浴びて即死するシーンも撮りましたが、そのシーンは使われなかったです。とにかく(自分の死んだ姿を見るのは)あまりいい気分ではなかったです(笑)。死んで当然の人物なのでよく描かれたと思いました」

キム・ソンギュ「台本を読んで知っていたのに、ハラハラしながら見ていました。もしかしてイ・スンシン将軍の物語の中で僕が不自然でおかしく見えたらどうしようという不安がありました。一方ではペク・ユンシク先生に殺されて光栄でした(笑)」



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