社会現象を巻き起こした伝説の韓国映画 『シュリ』 のハン・ソッキュ、チェ・ミンシクが20年ぶりの共演を果たした映画『世宗大王 星を追う者たち』が、この秋、日本でも公開されることが決定した。 朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(セジョン)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシルの優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明。それらは庶民の生活に大いに役立てられた。 また、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく二人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに二人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが… 社会現象を巻き起こした伝説の傑作『シュリ』(日本公開2000年1月22日)の初共演から20年…再び名優二人が顔を合わせ、固い絆で結ばれた君臣の美学を披露する。 『ベルリンファイル』、『白夜行 -白い闇の中を歩く-』など深奥の演技派ハン・ソッキュが、のちにハングルを創り出した世宗大王を圧巻のカリスマ性で演じ 2020年大鐘賞主演男優賞にノミネートされた。 『悪いやつら』、『新しき世界』の名優チェ・ミンシクが天才科学者に扮し、君主と共に夢を見ながら数奇な運命に翻弄される男を熱演。監督は、『四月の雪』『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』の名匠ホ・ジノ。二人の名優への確かな信頼と、とにかくこの二人の世宗大王とヨンシルを描きたかったという想いから配役については脚本を同時に渡し、どちらがどちらの役をやるかは二人で決めてくれとオファーしたそうです。実在の人物の生き様に大胆な想像力を加えドラマティックに映画化。史実に基づく豪華絢爛な史劇エンターテインメントが、て9月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開となる。 (c)2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved. 公式HP:hark3.com/sejong/